ブルズフットボール

<ウェブサイト名>

<現在の時刻>

出典: 標準

JavascriptをOFFにしている場合は、ONにしてください。 パーパス 社会との価値共創 事業領域 組織能力 検索窓を開く 検索 検索窓を開く 企業情報 IR情報 採用情報 ニュースルーム お問い合わせ JP EN 検索窓を開く 検索 検索窓を開く 商品情報サイト 検索 閉じる JP EN パーパス 社会との価値共創 事業領域 組織能力 企業情報 IR情報 採用情報 ニュースルーム お問い合わせ サイトのご利用にあたって プライバシーポリシー サイトマップ 商品情報サイト 閉じる パーパス パーパス 社会との価値共創 事業領域 組織能力 企業情報 IR情報 ニュースルーム パーパス トップメッセージ CSVパーパス 長期経営構想・中期経営計画 KIRIN’s HISTORY コーポレートガバナンス リスクマネジメントの強化 価値創造モデル キリングループについて 社会との価値共創 「CSV経営」の源流と歩み CSVマネジメント 持続的成長のための経営諸課題(グループ・マテリアリティ・マトリックス) 酒類メーカーとしての責任 健康 コミュニティ  人権の尊重 環境 他の重要課題とガバナンス 事業領域 世界にひろがるキリングループのブランド 食領域 ヘルスサイエンス領域 医領域 組織能力 確かな価値を生む技術力 お客様主語のマーケティング力 価値創造を加速するICT 多様な人財と挑戦する風土 財務戦略 企業情報 企業方針 会社概要 役員紹介 グループ会社一覧 沿革 品質への取り組み 消費者志向自主宣言 IR情報 経営方針 チャートジェネレーター 財務情報 非財務情報 株式関連情報 IRライブラリ 個人投資家の皆様へ IRカレンダー IRサイトの使い方 免責事項 よくあるご質問 外部評価 ニュースルーム ニュースリリース メディアキット メディア・報道関係お問い合わせ先 長期経営構想・中期経営計画 経営計画説明会資料 価値創造モデル 価値創造ストーリー コーポレートガバナンス 基本的な考え方 経営体制 役員について 役員報酬 リスクマネジメントの強化 コンプライアンス キリングループ税務方針 CSVマネジメント 2022年―2024年CSVコミットメント一覧 グループCSV委員会 サステナビリティ課題別会議開催報告 ステークホルダーエンゲージメント 社外団体・イニシアティブへの賛同・参画 国連グローバル・コンパクト 各種方針 社会貢献活動 サステナブルファイナンス マーケティングコミュニケーションポリシー 酒類メーカーとしての責任 アルコール関連問題への対応 方針と体制 健康 キリングループの「健康」とは 食の安全・安心の確保 医薬品メーカーとしての安定供給と安全性・信頼性の確保 Unmet Medical Needsを満たす医薬品の提供 免疫機能の維持支援 労働安全衛生の確保 生活習慣病の予防支援 健康経営の実現 脳機能のパフォーマンス向上と衰え予防の支援 栄養へのアクセス向上 コミュニティ 人権の尊重 原料生産地と事業展開地域におけるコミュニティの持続的な発展 ウェルビーイングを育むつながりと信頼の創出 食に関わる経済の活性化 持続可能なサプライチェーン コミュニティトピックス 人権の尊重 キリングループ人権方針 キリングループ人権方針の浸透 人権デューデリジェンスの実施 環境 生物資源の取り組み 水資源の取り組み 容器包装の取り組み 気候変動の取り組み キリングループ環境ビジョン2050 トップメッセージ 環境関連のエンゲージメント 環境方針 環境マネジメント体制 TCFD・TNFDに基く統合的な情報開示 キリン・スクール・チャレンジ 環境関連ニュースリリース 環境課題への統合的アプローチ 環境の外部評価 環境トピックス 食領域 キリンビール ライオン キリンビバレッジ メルシャン コーク・ノースイースト ヘルスサイエンス領域 ヘルスサイエンス戦略担当役員メッセージ キリンホールディングス 協和発酵バイオ 小岩井乳業 キリンビバレッジ 確かな価値を生む技術力 技術力を事業に生かす知財活動の推進 多様な人財と挑戦する風土 人財力の強化 多様性 組織風土 企業方針 「よろこびがつなぐ世界」の実現に向けて 会社概要 キリングループ本社へのバリアフリールートご案内 グループ会社一覧 キリンビール株式会社 キリンビバレッジ株式会社 メルシャン株式会社 沿革 1885年~1949年 1950年~1989年 1990年~1999年 2000年~2009年 2010年~2019年 2020年~ 品質への取り組み 品質マネジメント 食領域の安全・安心への取り組み ヘルスサイエンス領域の安全・安心への取り組み 消費者志向自主宣言 消費者志向自主宣言・フォローアップ2021年 消費者志向自主宣言・フォローアップ2020年 消費者志向自主宣言・フォローアップ2019年 消費者志向自主宣言・フォローアップ2018年 消費者志向自主宣言・フォローアップ2017年 チャートジェネレーター 年度データ 四半期データ 経営方針 ディスクロージャーポリシー 財務情報 CFOメッセージ 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 セグメント情報 連結貸借対照表 連結損益計算書 連結キャッシュ・フロー計算書 非財務情報 CSV戦略担当役員メッセージ ESGデータブック ガイドライン対照表 株式関連情報 株主総会(当年定時株主総会) 配当金・自己株式取得 株式情報 株式の状況 株価チャート 社債・格付情報 アナリストカバレッジ 株主様ご優待 定款・株式取扱規程 電子公告 IRライブラリ 決算(短信・説明資料・有価証券報告書) IRリリース IRイベント資料(機関投資家向け) 統合レポート Investor’s Guide 市場データ・販売概況 環境報告書 経営計画説明会資料 長期経営構想(アーカイブ) 中期経営計画(アーカイブ) 単年度事業方針(アーカイブ) 経営体制 社外取締役対談 2022年―2024年CSVコミットメント一覧 2019年―2021年CSVコミットメント一覧 社会貢献活動 復興応援 キリン絆プロジェクト ピンクリボン活動 JICA-KIRINフェローシッププログラム マーケティングコミュニケーションポリシー 商品表示に関する指針 人権の尊重 キリングループ人権方針 キリングループ人権方針の浸透 人権デューデリジェンスの実施 原料生産地と事業展開地域におけるコミュニティの持続的な発展 日本産ホップ生産の持続可能性強化 JHOP JOURNALアーカイブ スリランカにおける紅茶農園支援 ブドウ栽培と日本ワイン産業の活性化 持続可能なサプライチェーン 持続可能な調達の考え方 持続可能な調達推進に向けた取り組み サプライヤーの皆様へ 環境関連のエンゲージメント CDP対談(2017年11月) CDP対談(2018年11月) CDP対談(2019年6月) CDP対談(2019年11月) TNFD対談(2022年6月) TCFD・TNFDに基く統合的な情報開示 リスクと機会 キリン・スクール・チャレンジ お申込み Q&A アルコール関連問題への対応 スロードリンクとは 絵でよむ、お酒と人の身近な話 お酒と人のかかわり お酒のリスク 20代とお酒 適正飲酒のススメ お酒の効用 お酒で人生を豊かに 飲酒状態セルフチェック 日本におけるその他の取り組み アートで繋ぐスロードリンク アーカイブ キリンビール株式会社 トップメッセージ 事業所一覧 グループ関連会社 MD・MC 契約社員・パート採用情報 キリンビバレッジ株式会社 トップメッセージ 事業所一覧 グループ関連会社 自動販売機設置のご案内 メルシャン株式会社 トップメッセージ 事業所一覧 グループ関連会社 食領域の安全・安心への取り組み バリューチェーンの中での品質保証活動 麦芽の受け入れ検査 清涼飲料の官能検査 セグメント情報 通期 四半期 連結貸借対照表 通期 四半期 連結損益計算書 通期 四半期 連結キャッシュ・フロー計算書 通期 四半期 株主総会(当年定時株主総会) 過去の株主総会 決算(短信・説明資料・有価証券報告書) アーカイブ IRイベント資料(機関投資家向け) KIRIN R&D DAY 2020 アーカイブ 個人投資家説明会資料 統合レポート 統合レポートPDF版・アーカイブ 統合レポート2023 統合レポート2022 統合レポート2021 KIRIN CSV REPORT 2020 KIRIN CSV REPORT 2019 KIRIN REPORT 2018 KIRIN REPORT 2016 KIRIN REPORT 2015 アニュアルレポート(バックナンバー) ハーモニア【株主通信】(バックナンバー) 市場データ・販売概況 国内 販売概況レポート(月次) 国内月次販売レポート(アーカイブ) 国内 酒類市場データ(年間) 地域別ビール消費量(年間) 国別ビール消費量(年間) 国内 清涼飲料市場データ(年間) 環境報告書 アーカイブ 復興応援 キリン絆プロジェクト 笑顔で結ぶ。人を、日本を。 東日本大震災 復興支援 熊本地震 復興支援 JICA-KIRINフェローシッププログラム 受入機関からのあいさつ 活動概要 研究員と研究テーマ 国連大学キリンフェローシップについて キリングループ人権方針 2018年人権方針制定時 ステークホルダーからのフィードバック 持続可能な調達推進に向けた取り組み 過去のサプライチェーンにおける人権影響評価に関する報告 お酒と人のかかわり お酒と文化 日本人とお酒 お酒のリスク 酔いのメカニズム 年齢・性別でリスクも変わる 急性アルコール中毒 生活習慣病 アルコール依存症 飲んではいけないとき コミュニケーションのリスク 適正飲酒のススメ お酒の強さは人それぞれ 適正飲酒を身に付けよう 好きなお酒を健康にいつまでも 無理強いはNG、断り方を覚えよう アルコール摂取量と処理時間 飲酒習慣スクリーニングテスト(AUDIT) お酒の効用 ほっとひと息リラックス コミュニケーションが円滑に 食事がおいしい お酒で人生を豊かに お酒で広がる世界 大人のたしなみ お酒と感動 今こそ、お酒を正しく楽しめる時代 飲酒状態セルフチェック アルコール摂取量と処理時間 事業所一覧 本社 営業拠点 工場・研究所 グループ関連会社 キリンディスティラリー株式会社 MD・MC 契約社員・パート採用情報 働くスタッフの声 MD・MCとして働く5つのポイント よくあるご質問 処遇について MD・MCの仕事 量販編 料飲店担当マーチャンダイザーの仕事 量販店担当マーチャンダイジングクルーの仕事 MD・MCの仕事 料飲編 量販店担当マーチャンダイザーの仕事 料飲店担当マーチャンダイジングクルーの仕事 MD(契約社員)・MC(パート)について 求める人物像 研修教育 事業所一覧 湘南工場 滋賀工場 グループ関連会社 北海道キリンビバレッジ株式会社 北海道キリンビバレッジサービス株式会社 キリンメンテナンス・サービス株式会社 仙台キリンビバレッジサービス株式会社 東京キリンビバレッジサービス株式会社 中部キリンビバレッジサービス株式会社 関西キリンビバレッジサービス株式会社 東海ビバレッジサービス株式会社 株式会社キリンビバックス ルートセールスの仕事 自動販売機設置のご案内 飲料自動販売機のご案内 設置まで・設置後のご案内 よくある質問 グループ関連会社 個人投資家説明会資料 アーカイブ KIRIN CSV REPORT 2020 トップメッセージ キリングループのこれまでと今 特集 ヘルスサイエンス領域の成長戦略 組織能力の強化 財務・非財務ハイライト CFOメッセージ 社外取締役インタビュー KIRIN CSV REPORT 2019 トップメッセージ CFOインタビュー 非財務資本の強化 CSVストーリーズ CASE1 健康(医薬事業) CSVストーリーズ CASE2 健康(医と食をつなぐ事業) CSVストーリーズ CASE3 地域社会・コミュニティ CSVストーリーズ CASE4 環境 CSVストーリーズ CASE5 酒類メーカーとしての責任 マネジメントディスカッション 社外監査役インタビュー 財務・非財務ハイライト キリングループのこれまでと今 KIRIN REPORT 2018 トップメッセージ マネジメントディスカッション1 マネジメントディスカッション2 社外取締役インタビュー 価値創造報告 CASE1 「キリン一番搾り」のリニューアルとクラフトビール市場の開拓 価値創造報告 CASE2 グローバル医薬品の展開 価値創造報告 CASE3 プラズマ乳酸菌を活用した商品展開 価値創造報告 CASE4 ミャンマー・ブルワリーの高効率生産設備建設 キリングループのこれまで キリングループの今 2017年度のセグメント・事業別概況 経営成績および財政状態の報告・分析 財務・非財務ハイライト KIRIN REPORT 2016 社長メッセージ 長期経営構想と中期経営計画 CFOメッセージ 事業概要 キリングループの価値創造基盤 社外取締役インタビュー KIRIN REPORT 2015 キリンの概要をつかむ 長期経営構想と中期経営計画 社長インタビュー 社外取締役対談 持続的成長のための経営諸課題 技術(R&D)基盤 SCM基盤 人材基盤 笑顔で結ぶ。人を、日本を。 飲料を通じたCSVを目指して。「午後ティー HAPPINESSプロジェクト」第一弾となる、熊本県産いちごティー誕生秘話 東北とともに歩んだ10年間 KIRIN ・Yahoo! JAPAN 対談 地域創生 トレーニングセンタープロジェクト 食べる、話す、じもとを元気にするソーシャルダイニング キリンの地域活性への取り組み FUKUSHIMA×KIRIN ONAGAWA×KIRIN 東日本大震災 復興支援 サッカーを通じた支援 音楽を通じた支援 農業関連の高校生の就学支援 卓球を通じた支援 理科教育支援 農業の支援 水産業の支援 年度別活動報告 熊本地震 復興支援 復興から未来へ 研究員と研究テーマ 2019年度 2018年度 2017年度 国連大学キリンフェローシップについて 国連大学キリンフェローシップ卒業生一覧 年齢・性別でリスクも変わる 20歳未満とお酒 女性とお酒 北海道キリンビバレッジ株式会社 トップメッセージ 事業概要 事業所一覧 北海道限定商品 採用情報 北海道の地域社会への取り組み 北海道キリンビバレッジサービス株式会社 会社概要 事業所一覧 採用情報 キリンメンテナンス・サービス株式会社 会社概要 事業所一覧 業務内容 採用情報 サービス(保守)担当の仕事 仙台キリンビバレッジサービス株式会社 会社概要 事業所一覧 採用情報 東京キリンビバレッジサービス株式会社 会社概要 事業所一覧 採用情報 中部キリンビバレッジサービス株式会社 会社概要 事業所一覧 採用情報 関西キリンビバレッジサービス株式会社 会社概要 事業所一覧 採用情報 東海ビバレッジサービス株式会社 会社概要 事業所一覧 採用情報 株式会社キリンビバックス 会社概要 事業所一覧 採用情報 飲料自動販売機のご案内 ロケーションに合わせた自動販売機 ニーズに沿った豊かなバリエーション 特集 ヘルスサイエンス領域の成長戦略 2019年の戦略的決定/健康戦略担当役員メッセージ Part1 R&D戦略担当役員インタビュー Part2 ファンケルとのシナジー創出 組織能力の強化 マーケティング力の強化 人財力の強化 非財務資本の強化 「本麒麟」のマーケティング改革 R&D戦略:「確かな価値を生む技術力」へ 人材戦略:「多様な人財と挑戦する風土」」へ 財務・非財務ハイライト 財務ハイライト 非財務ハイライト 社長メッセージ 経営環境への認識とキリンのビジョン・戦略 中期経営計画の進捗 課題認識と今後の取り組み 絶対的に信頼される企業を目指して 長期経営構想と中期経営計画 長期経営構想 中期経営計画 現状の課題認識と今後の取り組み キリングループの価値創造基盤 キリングループの価値創造 マーケティング基盤 研究開発基盤 サプライチェーン基盤 キリンの概要をつかむ 事業構造・収益構造 進化の歴史 長期経営構想と中期経営計画 長期経営構想 中期経営計画 東北とともに歩んだ10年間 これまでの歩み サッカーの力を信じて。「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド」がつないできた笑顔のパス 飲料から広がる絆。生産者と開発者が語る『小岩井 純水東北ミックス』への想い ワクワクするビールの未来を。東北のブルワリーと共に創るこれからのビアカルチャー 復興からその先へ。「農業トレセン」が築き、「東北絆テーブル」が照らす未来 広がる、つながる。活動の輪 食べる、話す、じもとを元気にするソーシャルダイニング いわきの郷土料理「さんまのポーポー焼」をもっと美味しくするには? とらふぐ&お茶でじもとを盛り上げるアイデアは? FUKUSHIMA×KIRIN 浜の漁師飯 浜の母ちゃん飯プロジェクト COOL AGRI いわき6次化協議会 福島魁・プロジェクト ワンダーファーム 氷結®を通じて福島の農業を応援 ONAGAWA×KIRIN インタビュー 復幸まちづくり女川合同会社 阿部さん インタビュー 蒲鉾本舗「高政」 高橋さん 年度別活動報告 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 国連大学キリンフェローシップ卒業生一覧 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 閉じる ホーム IR情報 IRライブラリ 統合報告書 KIRIN CSV REPORT 2020 トップメッセージ トップメッセージ 新たな成長のステージに向けて事業を通じて社会課題を解決するCSV経営を一層加速させていきます 代表取締役社長磯崎 功典 KIRIN CSV REPORT 2020トップメッセージ(動画) 不透明・不確実な時代だからこそぶれることなくCSV経営を貫く 日本では新たな時代「令和」が幕を開けた中、我々のビジネスを取り巻く環境は一層不透明感を増しています。日本においては大規模な台風や豪雨が発生し、オーストラリアでは森林火災が起きるなど、自然災害が頻発、激甚化しています。また、世界経済に影を落としてきた米中の貿易問題は長期化し、英国が正式にEUを離脱するなど、政治・経済情勢も混沌としています。さらに新型コロナウイルスのアウトブレイクは、我が国を含め世界に大きな混乱を巻き起こし、世界経済に多大な影響を及ぼしています。 そうした中キリングループは、長期経営構想「KV2027」の第1ステージである「2019年−2021年中期経営計画(2019年中計)」の2年目を迎えました。私は、このような不透明・不確実な時代だからこそ、ぶれたり迷ったりすることなく、しっかりとした「軸」をもってグループ経営を進めることが大切だと考えています。その確かな「軸」となるのが、2013年から取り組んできたCSV経営です。私たちが暮らす社会は、食や健康の問題、地域社会の問題、環境問題など、多くの課題に直面しています。キリングループは、自らの「強み」を生かし、事業を通じてそれらの社会課題の解決に取り組んでいきます。そして「社会的価値の創造」と「経済的価値の創造」を両立することによって、持続的な企業価値向上を追求していきます。 キリングループの「強み」を生かし事業を通じて社会課題の解決に取り組む キリングループの主力であるキリンビール、ライオン、ミャンマー・ブルワリーなどの酒類事業においては、世界的に強化されつつある飲酒抑制への動きが長期的なリスクとなっています。すでに欧米などでは厳しい広告規制が導入されていますが、アルコールの有害な使用の低減を目指すWHOの要請を受け、今後、国内外を含め飲酒抑制の動きは一層強まるものと予想されます。こうした中、キリングループでは、グローバルに適正飲酒推進・飲酒運転撲滅キャンペーンの展開、ノンアルコール飲料や健康に配慮した商品の開発と普及に注力しています。 国際社会の重要課題である気候変動も大きな事業リスクとなります。キリングループでは、2018年12月に日本の食品会社として初めて「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への賛同を表明しました。提言に基づきシナリオ分析を実施し、気候変動が農産物の収量に及ぼす影響や、農産物生産地での気候変動による水リスク、炭素排出コストへのカーボンプライシングの影響について評価しました。今後も自社の環境負荷低減に取り組むのはもちろん、気候変動が事業に与えるリスクや機会について分析と対応を進めるとともに、情報の開示を進めていきます。 さらに国内では医療費抑制の流れが加速し、薬価の引き下げが続く見通しであり、医薬事業にとってリスクとなります。 キリングループの事業領域には、さまざまなリスクが存在しています。しかし、それぞれのリスクには何かしらの社会課題が潜んでおり、事業を通じてその解決に取り組むことで、新しい事業機会・成長機会を創出できると考えています。 キリングループは、創業から100年以上にわたり一貫して独自の発酵・バイオテクノロジーを培ってきました。さらに食領域を中心とした強いブランドとマーケティング力、国内外でのモノづくりで培ってきた高度なエンジニアリング力にも大きな強みをもっており、独自の発酵・バイオテクノロジーに、これらの強みを組み合わせることで、さまざまな環境変化に対応し世界でも稀な事業モデルへと進化させてきました。今後もこれらの技術や強みに一層磨きをかけ、CSV経営を加速させていきます。 食領域の収益力強化と医領域の飛躍的成長で持続的な成長の基盤を固める 2019年中計では「新たな成長を目指した、キリングループの基盤づくり」をテーマに掲げ、重点課題として「既存事業(食領域/医領域)の利益成長」「ヘルスサイエンス領域の立ち上げ、育成」「イノベーションを実現する組織能力の強化」に取り組んでいます。 既存事業の中でも、食領域では「収益力のさらなる強化」に注力し、2019年度は特にキリンビール、キリンビバレッジ、ミャンマー・ブルワリーなどで利益を拡大しました。食領域全体ではライオンにおいて課題が顕在化したものの、他事業会社によってカバーすることにより、収益力の強化は概ね堅調に進捗しています。 今後も継続して収益力強化を実現するためには、各事業における現在の戦略を継続するとともに高付加価値カテゴリーの強化が重要になります。そのため、日本、そして北米やオーストラリアなどにおいてもクラフトビールにおける成長機会を探索していきます。また、キリンビールは好調を維持していますが、国内の酒類市場においては、人口減少などに伴う市場縮小や段階的な酒税の一本化、嗜好の多様化などの環境変化が起こっています。こうした市場環境変化に対応できる強い組織をつくるために、業績好調な今こそ改革が必要と考え、組織構造・要員配置の適正化、間接業務の効率化など営業組織の改革を実行し、これまで以上にお客様や市場の変化に迅速・的確に対応していきます。 「飛躍的成長の実現」を目指して積極的な投資を実施してきた医領域においては、欧米においてグローバル戦略3品を上市し、売上も順調に推移しており、成長を牽引しています。今後もアンメットメディカルニーズなど、社会の要請に応える新薬を開発・上市し、グループの中期的な成長ドライバーとしての役割を担っていきます。 2019年中計の初年度は、既存事業領域である食領域、医領域とも順調に成果を上げており、持続的な成長への基盤固めが大きく前進したと実感しています。 ファンケルとの提携でシナジーを発揮しヘルスサイエンス領域の商品開発を加速する ヘルスサイエンス領域においては、ファンケルと資本業務提携契約を締結しました。「美」と「健康」を事業ドメインとする同社は、基礎化粧品や機能性表示食品などにおいて圧倒的なブランド力を有しています。また、エビデンスを追求する企業姿勢、応用研究を生かした商品開発、直販部門を含めたマーケティング力にも定評があります。一方、キリングループは、発酵・バイオテクノロジーなどの基礎研究に強みがあり、高機能アミノ酸、免疫、脳機能、腸内環境などに関する独自の機能性素材を豊富に有しています。 こうした両社の強みを融合することにより、シナジー効果として、2024年には55億円~70億円程度の事業利益を創出できると考えています。具体的には、両社のブランド力と研究開発力、保有する高機能素材を組み合わせ、飲料やサプリメントなどの新商品を順次発売する予定です。 さらに、素材開発という面においては、協和発酵バイオは非常に付加価値の高い素材を有しています。例えば、ヒトミルクオリゴ糖という素材です。ヒトミルクオリゴ糖は、母乳に含まれるオリゴ糖の総称で、ビフィズス菌が最も優勢となる乳児期の腸内フローラ形成に影響を与えることがわかりました。現在、グローバルカンパニーが機能性食品や粉ミルクに使用しており、注目の素材となっています。 ヘルスサイエンス領域における強固なバリューチェーンの構築 キリンホールディングスの事業利益への貢献額 現時点の見立てでも市場規模は2030年で1,800億円と言われていますが、本素材が非常に高単価であることが市場拡大にとって大きな課題となっています。協和発酵バイオが有する発酵技術・生産技術により、本素材の効率的な生産が可能になり、本素材を必要としている多くのお客様にお届けすることが可能になると考えています。 こうした商品・素材について、生活習慣病、脳機能、身体機能、免疫、腸内機能などの分野でのファンケルとの共同研究や、新事業開発などを推進していく計画です。すでにキリンの独自素材であるプラズマ乳酸菌を使用した「iMUSE」ブランドの商品を、ファンケルの国内ECチャネルおよび中国向け越境ECチャネルで販売を開始しました※。今後も両社の取り組みを着実に進めていきます。 期間限定販売 ダイバーシティ推進やDXによって組織能力を高めイノベーションを起こす これらの成長戦略を実現していくため、「イノベーションを実現する組織能力の強化」に取り組んでいます。今後の重点テーマの1つが研究開発体制の強化です。新しい知識や発想、スキルなどをもつ多様な人材を積極的に採用・登用していくほか、グループ内はもとよりビジネスパートナーとの共同研究・共同事業をさらに強化・充実させることによって、より多くのイノベーションを生み出せる組織体制へと変革していきます。また、グループの大きな強みであるマーケティング力についても、マーケティング部門だけでなくすべての部門でお客様の視点に立った取り組みを強化することで一層のレベルアップを図ります。 同時に、各業務を高度化・効率化するためDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進します。DXによって私たちが目指すのは単なる現状の改善ではありません。コストダウンやバリューアップ、ビジネスモデルを変革できるレベルにまで取り組みを進化させていきます。 さらにコーポレートガバナンスの一層の強化も不可欠であると認識しています。監督の面では、専門性を強化するため、各分野に造詣の深い新任独立社外取締役の拡充を行いました。また独立社外取締役を前年より大幅に増やし、客観的な立場から議論が行える体制にしました。さらに、中長期的な業績向上と企業価値増大へのインセンティブを目的に役員報酬制度の見直しを進めました。財務目標だけでなく非財務目標としてCSVコミットメントの進捗・達成状況度を評価項目に加え、CSV経営によりコミットしていきます。 執行の面では、研究開発体制の強化や健康事業推進室の設置など、執行における責任の明確化を行い、迅速・適切な事業運営が行える体制を確立しました。 取締役数と独立役員比率 キリングループは、これからも結果にこだわり、2019年中計の達成に全力を尽くすとともに、グループの総力を挙げてCSV経営を推進していきます。そして持続的な利益成長と中長期的な企業価値向上、株主還元のさらなる充実などを通じて、ステークホルダーの皆様のご期待に応えてまいります。今後も一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。 代表取締役社長磯崎 功典 経歴 代表取締役社長磯崎 功典 1977年、キリンビール入社。サンミゲル取締役、キリンホールディングス経営企画部長、同社常務取締役などを歴任。2015年、当社代表取締役社長に就任。 KIRIN CSV REPORT 2020 トップメッセージ CFOメッセージ キリングループのこれまでと今 特集 ヘルスサイエンス領域の成長戦略 組織能力の強化 財務・非財務ハイライト コーポレートガバナンス 統合レポート Share お酒に関する情報の20歳未満の方への 転送および共有はご遠慮ください。 パーパス トップメッセージ CSVパーパス 長期経営構想・中期経営計画 KIRIN’s HISTORY コーポレートガバナンス リスクマネジメントの強化 価値創造モデル 社会との価値共創 CSVマネジメント 持続的成長のための経営諸課題 酒類メーカーとしての責任 健康 コミュニティ 環境 他の重要課題とガバナンス 事業領域 世界にひろがるキリングループのブランド 食領域 ヘルスサイエンス領域 医領域 組織能力 確かな価値を生む技術力 お客様主語のマーケティング力 価値創造を加速するICT 多様な人財と挑戦する風土 財務戦略 企業情報 IR情報 採用情報 ニュースルーム お問い合わせ サイトのご利用にあたって 個人情報の保護 サイトマップ © 2007-2024 Kirin Holdings Company, Limited. ページトップへ

バドミントンアクセルセン シカゴチャレンジャー グランドスラムポイント配分 thebonezロゴ
Copyright ©ブルズフットボール The Paper All rights reserved.